全国ほんもの体験ネットワーク・全国教育民泊協会とは
全国ほんもの体験ネットワークは、真に地域振興がはかられ、かつ教育効果と安全管理が行き届いた質の高いプログラムを提供するためには、地域のありのままの暮らしや営みの中でそこに生きる人々の生き様を伝える「ほんもの体験」でなければならないとの考えから、その理念を共有する地域が情報交換し、連携し、切磋琢磨し、日本の体験型観光を推進するため2003年3月に設立しました。
これまでの間、全国で数万の体験プログラムを企画、数十万の「ほんもの体験」体験者のお手伝いをしてきました。
全国教育民泊協会は、農山漁村生活体験(教育民泊)に対する理念を共有し、体験交流を目的をとおして、より教育効果の高いプログラムを提供するため、連携し、切磋琢磨し、より高みをめざす全国的なネットワークです。
教育民泊の理念
田舎は澄みきった空があり、満天の星空が見える。山や森から海に続く豊かな自然がある。そして、隣近所との信頼関係、家族の絆。人間関係が希薄な時代に日本人が忘れかけてた「心豊かな田舎の暮らし」がある。そんな農家や漁家に滞在し、作業を手伝い、家の回りで採れた新鮮な山菜や野菜、あるいは川や海の魚などの地域食材でつくる田舎料理を学び、祖父母の年代とのコミュニケーションが生まれ、家庭の団らんを味わい、生活が全く異なる体験することから、地域の人々の生き様や、命の源の食生産を担う農山漁村の役割を理解し、自らの生活や家庭や生き方を省みる機会となって欲しい。お客様としてではなく家族の一員として迎え、親子や家族という当たり前にあるべき人と人の関係を確認して欲しい。それは心に刻まれるものであり、互いの人生に大きく影響を与える巡り会いであることを願うものです。